ヤマシギは擬態の名人
乱視になったこともあり、擬態名人の野鳥探しには苦労する。タシギはまだ水場にいるので、少し動くと分かるのであるが、ヤマシギとなるとまったく分からない。「ほら、2段目の緑のブッシュの右側だよ」と教えてくれるのであるが、双眼鏡で見ても遠くにいるヤマシギの擬態にはお手上げだ。
ただ、常連のカメラマンはヤマシギの生態を熟知しているので、その方たちの動きを追うことで何とかフォローできる。コンピュータの画像認識はディープラーニングのおかげで格段と進歩したけど、周りの人の知恵を借りるというAI(人工知能)はまだない。助け合い?こそが人間の本質だ。この日も皆さんに教えられ、ようやく15mくらいまで来たので私でも分かるようになった。