ルリビタキよ!今年の冬もまた戻って来ておくれ
もっと延羽(のべは)して欲しいルリビタキ
延羽(のべは)とは鳥が翼をのばすことだそうだ。最近のネットには野鳥が翼を広げて「これから飛ぶぞ」という写真が多数アップされているが、それらは延羽の野鳥写真ということになる。最新のカメラに具備されているプリキャプチャと呼ばれる機能(シャッターを押す前から写真を撮っておいてくれる機能)を使うと、わりと簡単に撮ることができる。もちろん運も大きいけど。
私も最近プリキャプチャのカメラを手に入れたこともあり、裏山のルリビタキでたくさんの延羽写真を撮ってきた。ところ先週くらいからそのルリビタキに会えていない。だんだん暖かくなってきたので、もしかすると山に帰ってしまったのかもしれない。ルリビタキの美しい延羽もいいけど、ルリビタキには裏山の滞在を延長して欲しいと思っている。
ルリコのあれ?顔を見たくなる
2024年はルリビタキ年であって欲しい!
美しい羽を広げたルリビタキに魅了される
横浜市民の森では、森のどの辺りにルリビタキがいるという情報が飛び交っているので、人目にふれる場所のルリビタキの数はそんなに多くはないと思う。そのために、同じ個体のルリビタキを撮ることが多くなる。でも、現れる場所は同じではあるが、とまっているだけでなく、動いていたり、飛んでいたり、顔の角度によって表情もいろいろ変化する。
最も変化した姿が大きく羽を広げたところではないか。ただ、撮影は偶然に頼っているので、必ずしも大きく羽を広げ、しかもそれが美しい曲線を描いた写真は稀にしか撮れない。そのため、なかなか思い描いた姿にならないので、何度も撮影することになる。もっともそれが楽しいし、何よりも可愛いルリビタキを見ているだけで癒されるからだ。
飛び立つときの羽は、瞬時に扇を広げるようで躍動感がある。
宙返り!