豪雨の次の日に、雨の降らない日々を思い出す
昨日の横浜は凄い雨で、裏山の小径はかなり水浸しになってしまった。池の水かさも増したようだ。今日は雲ひとつない青空に恵まれ、野鳥の日と思ってはりきってでかけたものの、肝心の鳥が出て来ない。
それまでは雨の降らない日々が続き、池の水がどんどん減ってしまった。ただ、そのおかげで野鳥がとまるにはちょうどいい大きさの数多くの石が水辺から姿を現わした。いつものヒヨドリやハトの他に、キセキレイやツグミが水を飲みに来てくれた。可愛らしい声で鳴くビンズイも数羽で水場に来てくれた。
でも、水かさが増して石がすべて隠れてしまうと、ビンズイやキセキレイの姿をみかけなくなった。それに暖かくなるにつれて、ヒレンジャクやルリビタキの姿も見なくなった。桜が艶やかに咲き始めるのとは裏腹に、野鳥の世界はちょっと寂しい毎日が続いている。
水辺に来てはじっとしていることが多い。
水浴びをして羽根を乾かすと、仲間のビンズイと一緒に飛び去ってしまった。