先日の
ルリビタキのオスの
成鳥がいる場所のそばにオスの
若鳥(オス若と呼ぶ)もいる。オス若は、一見するとメスに似ていてその違いが分かりにくい。メスもオス若も全体がオリーブ褐色だし、尾は青く、白いアイリングがある。
違いは何かというと、
成鳥ほどではないが、オス若は脇の
山吹色がハッキリしている。それに比べるとメスの脇は淡い
橙色だ。それとうがった見方ではあるが、メスのあどけない顔がなんとなくオス若よりも可愛く見えてしまう。
オオルリ、キビタキ、ジョウビタキのオスは
派手な出で立ちだ。メスは
地味であるけど、おしなべて可愛く見える。これはヒタキ科の特徴なのだろか?
求愛のときにメスに気に入ってもらわないといけないので、オスは
派手なのかもしれない。ということはメスはオスの
派手さが分かるということか。そうすると、オス若が
派手でないのは、メスに気に入ってもらう必要がないからかもしれない。求愛するには早すぎるという
生物上の理由なのか。逆に、メスが可愛いということがオスに分かるのだろうか。いろいろ疑問が募って楽しい。
ルリビタキのオス若。脇が
山吹色ではっきりしている。gooブログのスケッチブックさんによると、目と口ばしの位置関係でオスとメスが判別できるそうだ。これは口ばしよりも目が下にあるのでオスである。
上の場所と少し離れている場所ではあるが、
橙色が濃いので当初はオス若だと思っていたが、目が口ばしよりも上にあるのでメスではないか。
これは近所の裏山で撮った
ルリビタキのメス。目が口ばしよりも上にある。脇が淡い
橙色。なんとなくおどけなくて可愛く見える。その点オスはやんちゃ坊主にも見える。
2番目の写真と同じ個体。この角度から見ても、目が口ばしよりも上にあるのでメスだと思う。オス若と同じく青いというか瑠璃色の尾。尾は
成鳥と同じだ。
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