北海道の後志はキビタキ天国
週末に北海道の後志(しりべし)地方に行ってきた。山の中を車で移動していると、どこからでもキビタキの鳴き声が聞こえる。ここはキビタキの天国に違いない。例年よりも数が多い気がする。ただ、週末は寒くて雨ばかりの日だったが、早朝や昼間の晴れ間にキビタキにお目にかかることができた。
いつもお世話になっているMさんは山小屋に住んでいる。Mさんの庭にあたるのが広大な森なのであるが、Mさんでさえ足を踏み入れたこともない場所がほとんどだ。伐採した木を運ぶために小さな道を作ったのだけど、その道沿いのほんの少しだけが私の撮影場所である。雨でなければ早朝から三脚を持って出かける。夕方もねらい目だ。森の中で3か所くらいでキビタキが鳴いている。たまにメスも出てくる。オオルリやアカゲラもいる。自分の庭がこんな場所だったら・・・キビタキもだけど、野鳥ファンにとってもここは天国だ。
夕方の青空をバックにキビタキが餌をさがしている。
森の別の場所。最初のキビタキとは個体の違う。
最初のキビタキとペアになっていると思われるメスのキビタキ。
バックの青葉の模様が美しい。
高い木の上にオオルリもいた。もっとも鳴いていないので、見つけるのがとても難しい。