凛々しい姿にうっとり!久しぶりのヒレンジャク
数日前から近くにヒレンジャクが来ているということで、快晴の日曜日にちょっとだけ出会いを期待していた。夕方になりヒーヒーと小さな声が聞こえたと思ったら、10羽のヒレンジャクの群れが欅の木に飛んできた。宿木が目当てのようだ。ちょうどカラスが巣を作っているのでヒレンジャクを追い出そうとするが、ヒレンジャクもしぶとい。宿木の実を食べて水を飲み、夕陽を見ながら羽を休め、陽が沈むとともに山に消えていった。ちょうど2年ぶりのヒレンジャクの登場だった。
実を食べる姿はメジロを連想させる。
夕陽に輝く茶色の目が美しい。
喉が渇くと水を飲みに降りてくる。
宿木の実も食べて陽も落ちる頃だし、そろそろ山に帰るか、と考えているのかな。
満開の白梅をバックに梅カワセミ?
近所の池には数本の白梅の木があるのだけど、もっとも大きな白梅の木には今年花が少ないので、メジロはあまり来ない。今満開なのはその次に大きな白梅の木で、人がそばを通っても、白梅の中にいるメジロは蜜を吸うのに夢中なのか逃げない。ただ、陽のあたるところにはあまり出て来ないで、もっぱら木の中心部にいることが多い。
その満開の白梅をバックにして、桜の木の隣にある紅葉の木からカワセミが魚をよく狙っている。桜の木は池に面しているけど、梅の木は少し池から離れたところにあるので、梅と一緒とはいえ梅カワセミとはいえないな・・・。なんてことを考えていると、今年の桜の開花は早いというので、桜カワセミが待ち遠しくなる。
その白梅の中にいるメジロは近くにいる人をあまり気にしない。
夕刻の魚獲りもうまく行ったようだ。
ウメジローよりずっと派手な河津桜にメジロ
今朝のNHK「おはよう日本」に登場する気象予報士の近藤奈央さんが、河津桜とメジロの写真を紹介していた。先日、近所の市民農園で河津桜とメジロの写真を撮ったばかりだなと思いつつ朝の京浜急行に乗ると、ピンク色が鮮やかな三浦海岸の河津桜の吊り広告が目立っていた。そして京急鶴見駅を過ぎて鶴見川を渡ると、川崎側の土手沿いに河津桜が咲いているのが見える。今日は河津桜三昧の朝になった。
市民農園の河津桜は1本だけで(梅の木も1本)まだ2分咲きくらいであるが、2羽のメジロが蜜を吸いに来ていた。ちょっと前まではネットにたくさんのウメジローが投稿されていたけど、急に河津桜とメジロが増えてきた。淡い春を感じるウメジローに慣れてしまうと、河津桜とメジロの組み合わせがとても派手に見えてくる。
河津桜の中にうまっているメジロ。
白梅と同様に青空によく似合う。
河津桜とメジロの写真を見ていると、白梅とメジロの組み合わせが大人しく見える。
白梅もメジロも「今が華」のウメジロー!
昨日の土曜日は朝から青空が広がり、市民農園の白梅はその高く延びた枝の先まで白い花が咲咲いている。まさに満開!梅の香りがあたりに蔓延し、その香りに魅かれるかのようにひっきりなしにメジロがやってくる。
メジロは2~3羽でひとつのグループを作り、2つのグループが交互に白梅にくる。長い時間といっても5分くらいだけど、メジロが白梅から離れないので、次のメジロのグループが追い出しにやってきたこともあった。まさに白梅にとってもメジロにとっても今が華!のウメジローだ。

青い空と緑の樹木をバックに美味しそうに蜜を吸っている。
逆光のせいで輝いた淡いピンクの花の蜜を隣の枝から器用に吸っている。
花に包まれて幸せそうなメジロ。
高く延びた枝の先に咲いた白梅の花。
たわわに咲く白梅
市民農園の白梅は満開でメジロも嬉しそう
カワセミのいる池の端にある白梅にメジロが来るのであるが、今年の池の白梅は花がかなり少ない。もっとも花が少ないとウメジローを撮りやすいのであるが、なんとなく侘しいものだ。その点、近所の市民農園にある一本の白梅は今年も沢山の花を咲かせている。そこの2羽のメジロがペアで花を蜜を吸いに来る。昼時にちょっと散歩にでかけるだけで、ウメジローを撮ることができる。
ただ、市民農園で散歩している人はこの見事な白梅を必ずと言っていいほど立ち止まって見上げる。そうするとサッとメジロが飛んで行ってしまう。散歩する人が来ないことを祈りながら白梅から少し離れて再びメジロがやってくるのを待って撮影する。メジロは道路と反対側の枝で蜜を吸っているので枝越しに撮影するのは難しいが、やっぱりたくさん咲いている方が撮影していても何となく楽しい。
たくさんの花に囲まれてメジロも嬉しそう
青空にウメジローはよく似合う
おしべに黄色い花粉がたくさんついているのが見える。
2羽追うものは1羽も追えずー>キョロキョロ狙いに
近所の池にいるオスとメスのカワセミは、ここ数日互いに15mくらい離れた枝にとまって同時に魚を狙うようになった。どっちを狙っていいのか迷って、どっちにも対応しやすいように、2羽の真ん中あたりで構えていると、メスを見た瞬間にオスが飛び込んだりして撮影の失敗が多くなった。やっぱり迷いは禁物だ。2羽追うものは1羽も追えずである。
そこでキョロキョロしている方に狙いを定めることにした。狙いが外れたら諦めるということだ。もっともオスもメスもキョロキョロするのであるが、同時にはキョロキョロしないことが多い。今日はキョロキョロ狙いでなんとか魚獲りを撮ることができた。
池のエッジで魚を捕まえた。
ヤナギの枝でメスがキョロキョロしているところ。
捕まえたらすぐにお気に入りの枝に飛んで行く。
シャッターを夢中で押したらホバリング写真が撮れた!
蝋梅(ロウバイ)の甘い香りに誘われて
雲が陽を遮ることも多いが、朝からまあまあ良い天気の土曜日だった。近所の池に行くと甘い香りが漂っている。黄色い花の蝋梅(ロウバイ)だ。蝋梅を見ているおばあさんに「老がいだよ」と叫んでいるおじいさんがいた。仲がいいのか悪いのか。
そんな甘い香りとは関係なく、池にいるカワセミのオスとメスのカップル化はもう少し先のようだ。これまでオスとメスが一緒に年を越すことはなかったのであるが、今年はとても珍しい。今日は新参者が入ってきて、オスもメスも追い出すのに忙しかった。その合間をぬっての魚獲りだったが、魚はちゃんと獲っていた。もっとも、こちらの方は甘い香りに酔いしれてなかなかピントが合わなかったけど・・・。
魚獲りというよりも魚釣り!のようだ。
逃げている新参者のカワセミ。
今日は魚が獲れる確率が高い。