カワセミたちの恋愛バトル? 年末年始のドラマが始まった!
7年間、近所のカワセミの池に通っているが、メスとオスの2羽のカワセミがほぼ一緒に飛び込んで、空中でバトルをしている姿を初めて見た。すごい迫力である。オスが最初に飛び込み、そこにメスも飛び込んできてオスの口ばしを咥えている。メスが最初に見つけた魚だから、最初に飛び込んだオスからメスが魚を横取り(魚はとれなかったけど)しようとしているのか・・・オスとメスの急接近のサインなのか。
この池の主はメスのカワセミであるが、ちょくちょく侵入するオスのカワセミをメスが追い出していた。ところが今日はメスがオスを”追い出す”というより、オスを”追いかけまわしている”ようにも見えた。まるで人間世界の恋愛ゲームのようだ。もっともストレートな性格のカワセミ世界では恋愛バトルと言ってもいいかもしれない。
メスとオスが同じ枝に長い間とまっていることは、今までなかったことである。
まんまるで可愛いルリビタキに出会った!
この冬はジョウビタキの年なのか?
エアプランツに妖しげな花が咲いた
高年齢で小食になった???カワセミ
池と裏山はメスにもてる場所?
平安の朱色にカワセミが飛び込む
近所のカワセミの池にかかっている橋が朱色になった。おそらく元々の色だと思うけど、平安時代を思わせる美しい朱色だ。同じ赤系統でも赤紫からオレンジにグラデーションする紅葉の色とは質が違う。印象的にはカワセミのお腹のオレンジ色に近いかもしれない。
紅葉や黄葉の色が水面に映りこみ、そこにカワセミが飛び込む写真はこれまでよく撮ってきたが、今日は水面に橋の朱色が映りこんだ場所にカワセミが飛び込んだ。残念ながら魚は獲れなかったが、いつもと違ってより鮮やかに神々しい場所に飛び込んだような気がしてしまう。
背景は赤紫色のもみじ。
銀杏の黄葉。
午後から風が少し強くなり、水面が揺れて、池が青みがかった急流のように見える。
絵のような秋の風景にカワセミが佇む
日の暮れかかる頃、カワセミは池につきでたいつもの枝に佇んでいた。池のまわりは雨で落ちてしまった銀杏の黄色い葉が地面を覆っている。紅葉したもみじの木はその黄色い地面にはえているように見える。カワセミはどこか遠くをぼーっと眺めているようだ。そのカワセミに焦点を合わせると、背景はまるで紅と黄の絵具がにじんだ水彩画のようになった。