文化の日にメジロ押しを考える
人間の世界では緊急事態宣言が解除され、普段の生活に戻りつつある・・・とはまだ言い難いけど、メジロの世界を見ていると、これが人間にとっても普段の生活なんだな、と思えてしまう。たくさんのメジロたちが集まって、親鳥も若鳥も一緒にピチャピチャと水浴びしている。群れをなし危険を回避しながら餌を見つけて生活する。
人間の世界ではコロナのせいでひとりぼっちが増えてきた。家族を大事にしもっと他人を頼って生きていくことも大切だ。野鳥を観察していると、生物としての振る舞いを勉強させられることが多い。必要以上の餌を食べないし、子離れも親離れもシャープだ。群れるという言葉はあまりいい意味では使われないけど、人間の世界では人びとが互いに支え合うという意味になるだろう。そのためには社会の信頼が大事だな・・・なんて、衆議院選挙後のメジロ押しを見ていて考えてしまう文化の日だ。