静かな秋に野鳥たちが佇み、東京湾をさるびあ丸がゆく
「秋の日は釣瓶落とし」というが如く、秋分の日を過ぎると陽が落ちるのが早くなる気がする。今日は曇りで時折陽がさしていたが、いつものカワセミの池に行くと、カワセミが止まり木の上で佇んでいた。人も少なく、涼しい風が秋の寂しさを運んで来る。
裏山の水場に行くと、ヤマガラが一羽水浴びしていた。カメラを向けるとさっとどこかに飛んで行ってしまい、そのまま帰って来なかった。彼岸花は大半が枯れてしまったが、少ない花を求めてクロアゲハが飛び回っていた。赤と黒のコントラストがいい。
東京湾の丘へ5時過ぎに行くと、東海汽船の大型客船「さるびあ丸」が横浜港に向かっていた。いつもはコンテナや自動車や石油の貨物船だけど、久しぶりに華やかな客船にお目にかかった。秋が深まるにつれ、サルビアの花もそろそろ終わりだろうな。
裏山の水場に現れたヤマガラ。