メジロの"左つづら折り"
車で山道を走っていると、黄色の地に黒い矢印がくねくねしている道路標識によく出会う。黄色の地に黒色の図は警戒標識と呼ぶそうだ。そのくねくねのひとつに「左つづら折りあり」と呼ぶ標識がある。標識の先に左カーブから始まる連続した坂道の急カーブがあるので、減速して気をつけなさいという意味だそうだ。
このメジロがツバキの花の蜜を吸っている姿を見ていて、その「左つづら折りあり」の道路標識を思い出してしまった。メジロがとまっている枝が風にゆれていて、別の枝に咲いている花に近づいたときに顔を突き出して蜜を吸っているのだ。二つの枝が風で揺れるので、蜜を吸い続けるにはどうしても体がくねくねになるのだ。メジロ折りである。
これが「左つづら折りあり」の標識