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晴鳥雨鉄の日々

私のモット―は晴鳥雨読。晴れの日は野鳥撮影を楽しみ、雨なら家で本を読み映画を観る。ところが、一ヵ月前から鉄道模型を走らせるお座敷レイアウトを敷いたせいか、今日のような雨の日は鉄道模型と戯れることになった。

我が家のお座敷レイアウトは毎回構成が異なる。最初にだいたいの構想を練ってから作り始め、途中から好みで広げていく。今回はコンビナート工場を中心に立体交差平面交差のある構成にした。これがかなり複雑で飽きが来ない。同時に2列車を走らせることができ、リバースやヤードをつけたこともあり、いろいろな走行パターンを楽しめることができるからだ。当分、晴鳥雨鉄の日々をやめられそうにない。


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tag : 晴鳥雨読, 晴鳥雨鉄, 鉄道, 模型, Nゲージ, 平面交差, 立体交差, 複雑, お座敷レイアウト,

「カムカムエヴリバディ」に登場した岡山市電

4月に終了したNHK朝ドラカムカムエヴリバディ」で登場した岡山市に行ってきた。最終週、ひなた(川栄李奈)が安子(森山良子)を背負って商店街を駆け抜けるシーンがあった。ドラマの中では岡山総合グラウンドクラブから商店街を通り抜けて岡山城まで力走していた。あまりの距離にそれはちょっと不可能だけど、まあそれはいいとして、そのとき、ひなたの後方の商店街を抜けたところに市電が走っていた。カメラの構図から考えると西大寺町商店街だと思う。その入口にある喫茶店「壱番館」で美味しい珈琲を飲みながら、暇にまかせて岡山市電を眺めていた。

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tag : 岡山市電, カムカムエヴリバディ, NHK, 朝ドラ, 西大寺町商店街, ひなた, 安子,

鉄道模型ですが、スイスの氷河急行とベルニナ急行

このところ鉄道旅行にもなかなか行きにくい。家で何かできないかと思い、昨年同様にNゲージ鉄道模型を畳にひろげて遊ぶことにした。どうせなら海外ということで、スイス最大の私鉄RhBレーティッシュ鉄道)で運行されている観光列車の氷河急行ベルニナ急行にした。

本物のRhBの線路幅は1mと狭いし、アルプスの急斜面を勾配を緩やかして登るのでクルクルまわるループ状の線路がたくさんありまるで模型のようだ。

スイスに行くより安全で格安だけど、早く本物に会えるようになりたいものだ。



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これはその昔行ったときの本物のRhBの写真。アルプグリュム駅からループが始まるのですが、本物はこんな感じで、模型鉄道よりももっと模型みたいです。
xximg021.jpgイタリアに近いブルージオ駅そばにはオープンループもあります。

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tag : 鉄道, 模型, Nゲージ, スイス, レーティッシュ鉄道, RhB, 氷河急行, ベルニナ急行, ループ, 勾配,

ロッキー山脈をゆく列車たち

長雨と猛暑、そしてカワセミ不在で8月が過ぎてしまったけど、ステイホームで何をしていたかというと、自宅でNゲージ鉄道模型を走らせていた。といってもジオラマがあるわけでもなく、ただ線路を敷いて走らせるだけである。でもそれだけでは面白くないので、ちょっと旅行気分を味わおうと考えたのが、ロッキー山脈をバックにトラスト橋を渡る列車たちである。

このロッキー山脈の絵は、数年前にトロント市にあるオンタリオ美術館で撮影したLawren Harrisさんの作品だ。題名は雪山(Mountains in Snow)である。とても気に入っている絵だ。

ロッキー山脈をバックに、ダブルスタッカーのコンテナ列車とユニオンパシフィック鉄道のエクスカージョントレインが走る。もちろん実際にこんな風景はないけど、それが模型のいいところだ。コンテナ列車はCSX(ノーフォーク・サザン鉄道)のディーゼル機関車SD70MACが牽引する。CSXは東海岸の貨物鉄道会社なので、ロッキーとは縁がないけど、まあいいか。もう一つのエクスカージョントレインを牽引するのは黄色のSD70Aceである。パンプキンという愛称らしい。



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tag : 鉄道模型, Nゲージ, コンテナ, エクスカージョントレイン, CSX, UP, ロッキー山脈, オンタリオ美術館,

東京湾で考えるコンテナのグローバル化

またまた野鳥から離れてしまいますが・・・東京湾にはたくさんのコンテナが行き交う。東京や横浜や川崎にコンテナターミナルがあるからだ。とはいえ、その規模は上海港の5分の1、釜山港に3分の1と、世界で大型コンテナの集中化が進む現在、京浜地区の港は中規模なターミナルといえる。

さて、コンテナの長さは20フィート(約6m)と40フィート(約12m)の国際標準があり、コンテナは20フィートのコンテナをいくつ積めるかで比較される。2017年に就航した商三井のコンテナ「MOL Triumph」は20フィートコンテナを最大2万個も積載できる。もし、2万個のコンテナをJR貨物のコンテナ貨車で運ぶと先頭が東京駅で尻尾が清水駅になる計算だ。

米国鉄道の70%はコンテナ輸送だそうだが、コンテナ貨車はこの国際標準に合わせて設計されている。効率よく運ぶために、ダブルスタッカーといって大型の40フィートコンテナを2段積みにできる貨車が普通だ。そうすると東京駅から平塚駅くらいに縮まる。

ところが日本鉄道のコンテナは長さが12フィート、20フィート、31フィートであり、国際標準でないものも多く、海から揚げた40フィートコンテナをそのまま輸送できない。どうしても、トラック輸送になってしまう。日本には小さなコンテナターミナルが60くらいあるが、地方までで運んでそこからトラックが多いのだろう。米国でも国際標準に統一するのに時間がかかったそうだ。日本では狭軌鉄道で重量制限があり、国内輸送が中心という理由もあるが、円滑な海上と陸上輸送を行うためにも、コンテナのグローバル化が必要なのかもしれない。

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京浜港で積み替えた40フィートコンテナをどこかの地方港に運ぶのかもしれない。バックは日本製鉄の君津製鉄所。右側に櫓のような2つの高炉が見える。

米国のダブルスタッカーの写真がないので、Nゲージの模型で再現しました。コンテナ船に積まれているONEと書いてあるコンテナが模型で再現されてます。ちなみに、ONEとはOcean Network Expressのことで、日本の商船3社が設立したコンテナ運用会社のことです。それと模型のディーゼル機関車は米国のCSX社とUP社のSD70です。



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tag : 東京湾, コンテナ, , 米国, 日本, 鉄道, 模型, 国際標準, 40フィート, ターミナル,

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