とぼけ顔のシロハラをもっと楽しもう!
トラツグミと同じく、シロハラも地面に落ちた枯葉をガサガサして餌を探しているが、その名の通りお腹が白くて全体的に灰褐色で、トラツグミのように個性的な姿ではなく、とても地味な存在だ。ただ、時々けたたましい鳴き声で飛んで行くことがあるが、それで存在が分かる。
ちょっと前になるが山茶花の木から別の山茶花の木に飛んで行った。追いかけて後姿を撮ると、ちょうど横に赤い花がボケてみえる。メジロと違って、赤い花のそばだと余計地味に感じてしまう。
シロハラはモノトーンの枯れ木や枯葉の中にいるのがちょうどいいようだ。その存在が目立つし、大きな図体のわりには何かとぼけているようでたまに可愛くみえる。今年はシロハラが例年より多そうで、そのとぼけ顔の冬鳥をもっと楽しみたいと思う。
シロハラのビッグな水浴び
裏山の水場にシロハラが登場した。すると水場の奥の方に進み、口ばしでガサゴソと枯葉をかき上げている。餌でも探しているのだろうか。