ウメジローよりずっと派手な河津桜にメジロ
今朝のNHK「おはよう日本」に登場する気象予報士の近藤奈央さんが、河津桜とメジロの写真を紹介していた。先日、近所の市民農園で河津桜とメジロの写真を撮ったばかりだなと思いつつ朝の京浜急行に乗ると、ピンク色が鮮やかな三浦海岸の河津桜の吊り広告が目立っていた。そして京急鶴見駅を過ぎて鶴見川を渡ると、川崎側の土手沿いに河津桜が咲いているのが見える。今日は河津桜三昧の朝になった。
市民農園の河津桜は1本だけで(梅の木も1本)まだ2分咲きくらいであるが、2羽のメジロが蜜を吸いに来ていた。ちょっと前まではネットにたくさんのウメジローが投稿されていたけど、急に河津桜とメジロが増えてきた。淡い春を感じるウメジローに慣れてしまうと、河津桜とメジロの組み合わせがとても派手に見えてくる。
河津桜の中にうまっているメジロ。
白梅と同様に青空によく似合う。
河津桜とメジロの写真を見ていると、白梅とメジロの組み合わせが大人しく見える。
白梅もメジロも「今が華」のウメジロー!
昨日の土曜日は朝から青空が広がり、市民農園の白梅はその高く延びた枝の先まで白い花が咲咲いている。まさに満開!梅の香りがあたりに蔓延し、その香りに魅かれるかのようにひっきりなしにメジロがやってくる。
メジロは2~3羽でひとつのグループを作り、2つのグループが交互に白梅にくる。長い時間といっても5分くらいだけど、メジロが白梅から離れないので、次のメジロのグループが追い出しにやってきたこともあった。まさに白梅にとってもメジロにとっても今が華!のウメジローだ。

青い空と緑の樹木をバックに美味しそうに蜜を吸っている。
逆光のせいで輝いた淡いピンクの花の蜜を隣の枝から器用に吸っている。
花に包まれて幸せそうなメジロ。
高く延びた枝の先に咲いた白梅の花。
たわわに咲く白梅
市民農園の白梅は満開でメジロも嬉しそう
カワセミのいる池の端にある白梅にメジロが来るのであるが、今年の池の白梅は花がかなり少ない。もっとも花が少ないとウメジローを撮りやすいのであるが、なんとなく侘しいものだ。その点、近所の市民農園にある一本の白梅は今年も沢山の花を咲かせている。そこの2羽のメジロがペアで花を蜜を吸いに来る。昼時にちょっと散歩にでかけるだけで、ウメジローを撮ることができる。
ただ、市民農園で散歩している人はこの見事な白梅を必ずと言っていいほど立ち止まって見上げる。そうするとサッとメジロが飛んで行ってしまう。散歩する人が来ないことを祈りながら白梅から少し離れて再びメジロがやってくるのを待って撮影する。メジロは道路と反対側の枝で蜜を吸っているので枝越しに撮影するのは難しいが、やっぱりたくさん咲いている方が撮影していても何となく楽しい。
たくさんの花に囲まれてメジロも嬉しそう
青空にウメジローはよく似合う
おしべに黄色い花粉がたくさんついているのが見える。
梅の季節にウメジロー!とウメモズ子?
例年より少し早めだけど、梅がちらほらと咲き始めた。まだ一分咲きくらいだ。それでもメジロは梅の蜜を求めてやってくる。これから本番だけど、まずは最初ということで、蕾だらけのウメジローだ。このところ大雪の地方は大変だけど、横浜では青空が広がっていて、青空にウメジローはよく似合う。
梅のある広場にはメスのモズがいる。枝から枝へ飛び回って地面に降りては餌をついばんでいる。そのモズがたまたま梅の木にとまった。きっと梅の花には興味がないと思うけど、梅と一緒になるとウメモズ子といったところか。
梅の花の匂いはかいでいるようにも見えるウメモズ子
蕾だらけでこれからが本番。週末の楽しみにとっておこう。
早くたくさん咲いてくれないかな、と願っているようにも見えるウメジロー
マユミの実を落として、ポカっと口をあいたメジロ(アニメーション)
裏山の広場にマユミの木がある。12月頃になるとピンク色の実がなり、熟すと中から真っ赤な種が出てくる。その種を食べにメジロの群れがやってくる。ただ、マユミの木は広場の真ん中にあるので、猛禽類に襲われる心配もあり、1~2分間だけ騒がしく食べてからすぐに去ってゆく。
真っ赤な種を口にしたのはいいけど、下を向いていたためか、種を落としてしまってポカっと口をあけたメジロを偶然とらえた。人間も何か失敗した時にポカっと口をあけて「あっ~」とため息まじりの小さな声を出すけど、メジロも同じなんだ!と、もちろん想像だけど、何だか楽しくなる。写真には種の落ちるところは残念ながら写っていないけど、種を食べるところから連続写真をつなげてアニメーションにしてみた。
満腹で満足顔のメジロ。