水場の常連になって欲しいエナガたち
夕陽を浴びて登場するエナガたち
暑さボケなのか、エナガがシマエナガに見えてしまう
僕のあの帽子、どうしたんでせうね?
先日、エナガが後生大事にくわえていた綿(のようなもの)を落としたシーンをみて思い出したのが、「母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?」というフレーズである。1977年の映画「人間の証明」に登場する西城八十の詩の一節だ。その後で「母さん、あれは好きな帽子でしたよ、僕はあのときずいぶんくやしかった」と続いていく。
映画の中では、ゆらりゆらりと麦わら帽子が谷底へと落ちていく。当時はポスターにもなり、今でも目に焼きついている。同じように、エナガのくわえていた綿もゆらりゆらりと落ちていく。そこから「エナガもきっとくやしいのだろうな」なんて、エナガに同情してしまった。
後生大事に綿をくわえている。巣を作るための材料なのか。
さて「次は何を集めてくるか」と花の散った梅の木で思案しているエナガ。