ヒヨコちゃんと呼ばれているアオジ
車で20分くらいのところにあるルリビタキの森に行ってきた。残念ながらルリビタキには会えなかったが、頭の黄色いアオジに出会えた。ネットをみると、頭部が白化(黄変)したアオジで、ヒヨコちゃんと呼ばれているらしい。
森の中で二人のおばあさんが「あそこにヒヨコちゃんがいるよ」と教えてくれた。陽だまりのなか、水場に来る野鳥を眺めながらお昼ごはんを食べている。最高のランチだな!と、ヒヨコちゃんよりも感心してしまった。おばあさんたちも名前が分からず、黄色い頭のアオジとノートにメモしていた。
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アオジもナルシストなのか?
裏山の水場にはアオジがよく登場するようになった。水は山から少しずつ湧き出ているが、その水面にアオジが自分の顔を映してうっとりしているように見えるのがこの写真だ。
森のナルシストといえばキビタキである。キビタキの英語は Narcissus Flycatcherで、ギリシャ神話の「ナルキッソス」は水面に映る自分の美貌に魅せられて水仙になってしまった。アオジはお世辞にも美少年には見えないが、水面に映った自分の姿をどう思っているのだろう。そもそも野鳥は自分の姿という意識があるのだろうか。他のアオジが自分の仲間であるというのを姿かたちで判別するのであれば、ちゃんと意識があるに違いない。だた、それが美しいのかどうかという話になると、人間の勝手な話になることだけは確かだ。