月と青空とミサゴと
昼ごはんを食べてからミサゴを撮りに東京湾に出かけると、真っ青な空に右側が光っている月齢6日の月が浮かんでいた。東の空だ。上弦の月が月齢7日なので1日前である。その月を背景にミサゴが来ないかと、じっと待つこと1時間、東の空に向かっていたミサゴが月に重なった。写真はまあまあな出来かな・・・
とはいえ、ミサゴはいいのであるが、月にピントがあっていたわけではないので、満月ならまだしも上弦の月一日前だと、月らしくない。そこで、月のそばを通過したミサゴと、ピントの合った月を合成してみた。イメージ通りの写真にはなったけど、やっぱり本物を一発で撮りたいものだ。もっとも、ピントが合わないので無理なのであるが・・・
これが本物のミサゴと月の写真。ミサゴにピンを合わせると、月がボケる。露出も同じ。
ミサゴよりも頻繁に羽田を離陸した旅客機が飛ぶ。これは上海空港で翼を広げている鶴かな。
少し暗くなり夕焼け空に月が浮かぶ。
これは11月20日の月齢7日の上弦の月。
満月の「中秋の名月」次は7年後
おぼろ月夜で照らされる浄土式庭園の夜景
金沢文庫にある称名寺では4年ぶりにGWイベントのライトアップが始まった。青白く浮かび上がる本堂、阿字ヶ池に映り込む朱色の平橋と反橋。そして東の山にあがる満月が水面を明るく照らす。何とも幻想的な風景である。という情景を思い浮かべながら夜7時に境内に入った。残念ながら風が強くて水面は鏡にはならなかった。でも、薄い雲を通して月齢は16日だけど、夜の8時過ぎに丸いお月さんがのぼり、水面を白い光で照らし始めた。
実は5月1日にもこのライトアップを観に行ったけど、その時は鏡のような水面に本堂と橋がくっきりと映り込んでいた。でも、月は丸くない。今日は丸いお月さんのリベンジだった。鏡にはならなかったけど、朱色に染まった水面に白い月の光が浮かび上がり、浄土式庭園の夜景を垣間見た気になった。
境内に入る仁王門の金剛力士像、阿形(あぎょう、口をあけている)と吽形(うんぎょう、口を結んでいる)もライトアップされ、いつもよりず~と恐ろし気に見える。
丸いお月さんが東の山からのぼってきて、阿字ヶ池の水面を照らし始めた。
鏡のような阿字ヶ池に青白い本堂と平橋と反橋が映り込む。
仁王門の金剛力士像。口を結んでいる吽形(あぎょう)と口を開けている阿形(あぎょう)。