彼岸花とカワセミ・・・花とカワセミの組み合わせをなぜ撮るの?
オナガの青に真っ赤な彼岸花がよく似合う
先日は黄色の彼岸花にオナガで、ちょっと奇異な構図だったけど、今日はオーソドックスな真っ赤な彼岸花をバックに青灰色のオナガがバッチリ撮れた。
天気予報では雨だったけど、午後も曇り時々晴れの天気で、午後1時30分から近所の池に出かけた。オナガは岩の上にたまった水を飲みに来るので、バックを彼岸花にする構図はだいたい決められる。三脚を立てて待つこと4時間、あたりはもう暗くなっていたけど、なんとか美しいコラボを撮ることができた。
台風接近で明日から大雨になるかもしれないが、今日は安心して眠れそうだ。
本来ならば彼岸花はちゃんとピントを合わせて撮りたいところであるが・・・
オナガたちは今日も大群で押し寄せてきた。
オナガたちの夕暮れ時の饗宴
静かな秋に野鳥たちが佇み、東京湾をさるびあ丸がゆく
「秋の日は釣瓶落とし」というが如く、秋分の日を過ぎると陽が落ちるのが早くなる気がする。今日は曇りで時折陽がさしていたが、いつものカワセミの池に行くと、カワセミが止まり木の上で佇んでいた。人も少なく、涼しい風が秋の寂しさを運んで来る。
裏山の水場に行くと、ヤマガラが一羽水浴びしていた。カメラを向けるとさっとどこかに飛んで行ってしまい、そのまま帰って来なかった。彼岸花は大半が枯れてしまったが、少ない花を求めてクロアゲハが飛び回っていた。赤と黒のコントラストがいい。
東京湾の丘へ5時過ぎに行くと、東海汽船の大型客船「さるびあ丸」が横浜港に向かっていた。いつもはコンテナや自動車や石油の貨物船だけど、久しぶりに華やかな客船にお目にかかった。秋が深まるにつれ、サルビアの花もそろそろ終わりだろうな。
裏山の水場に現れたヤマガラ。
サンコウチョウの水浴びと黄色い彼岸花
今日は久しぶりに日差しがでていたので、夕刻はカワセミの池に散歩に出かけた。カメラ仲間がなんとなくザワザワしている。何かと言うと、サンコウチョウのメスが来ているのだ。この池ではとても珍しい。どこか南に渡る際に寄ってくれたのだろう。
葉影に隠れて姿はよく見えないけど、急にポチャンと池に飛び込むではないか。旅の準備をすべく身を綺麗にしているのか。カワセミと同じように池に飛び込んで飛び上がる。遠出はあまりしないので、サンコウチョウの生態をまったく知らないのであるが、サンコウチョウの水浴びを見たのは初めてだった。慌ててちょっとブレボケしているけど、記念に投稿しておきたいと思う。
それと黄色い彼岸花が一輪咲いていた。彼岸花といえば曼殊沙華。炎のような赤い花だと思っていたけど、黄や白もあるようだ。黄色だと、花言葉の情熱が少し冷めた感じだけど、シニアにはちょうど良い加減かもしれない。9月15日といえば、ちょっと前まで敬老の日だった。シニアをちょっと驚かそうと今日は珍しいコトを見せてくれたのかもしれない。