市民農園の白梅は満開でメジロも嬉しそう
カワセミのいる池の端にある白梅にメジロが来るのであるが、今年の池の白梅は花がかなり少ない。もっとも花が少ないとウメジローを撮りやすいのであるが、なんとなく侘しいものだ。その点、近所の市民農園にある一本の白梅は今年も沢山の花を咲かせている。そこの2羽のメジロがペアで花を蜜を吸いに来る。昼時にちょっと散歩にでかけるだけで、ウメジローを撮ることができる。
ただ、市民農園で散歩している人はこの見事な白梅を必ずと言っていいほど立ち止まって見上げる。そうするとサッとメジロが飛んで行ってしまう。散歩する人が来ないことを祈りながら白梅から少し離れて再びメジロがやってくるのを待って撮影する。メジロは道路と反対側の枝で蜜を吸っているので枝越しに撮影するのは難しいが、やっぱりたくさん咲いている方が撮影していても何となく楽しい。
たくさんの花に囲まれてメジロも嬉しそう
青空にウメジローはよく似合う
おしべに黄色い花粉がたくさんついているのが見える。
2羽追うものは1羽も追えずー>キョロキョロ狙いに
近所の池にいるオスとメスのカワセミは、ここ数日互いに15mくらい離れた枝にとまって同時に魚を狙うようになった。どっちを狙っていいのか迷って、どっちにも対応しやすいように、2羽の真ん中あたりで構えていると、メスを見た瞬間にオスが飛び込んだりして撮影の失敗が多くなった。やっぱり迷いは禁物だ。2羽追うものは1羽も追えずである。
そこでキョロキョロしている方に狙いを定めることにした。狙いが外れたら諦めるということだ。もっともオスもメスもキョロキョロするのであるが、同時にはキョロキョロしないことが多い。今日はキョロキョロ狙いでなんとか魚獲りを撮ることができた。
池のエッジで魚を捕まえた。
ヤナギの枝でメスがキョロキョロしているところ。
捕まえたらすぐにお気に入りの枝に飛んで行く。
シャッターを夢中で押したらホバリング写真が撮れた!
本日天気晴朗なれども・・・
ヤマシギは擬態の名人
乱視になったこともあり、擬態名人の野鳥探しには苦労する。タシギはまだ水場にいるので、少し動くと分かるのであるが、ヤマシギとなるとまったく分からない。「ほら、2段目の緑のブッシュの右側だよ」と教えてくれるのであるが、双眼鏡で見ても遠くにいるヤマシギの擬態にはお手上げだ。
ただ、常連のカメラマンはヤマシギの生態を熟知しているので、その方たちの動きを追うことで何とかフォローできる。コンピュータの画像認識はディープラーニングのおかげで格段と進歩したけど、周りの人の知恵を借りるというAI(人工知能)はまだない。助け合い?こそが人間の本質だ。この日も皆さんに教えられ、ようやく15mくらいまで来たので私でも分かるようになった。