紅葉の乱 ホシゴイ vs. アオサギ
近所の池の周りは紅葉と黄葉で美しい。紅葉したモミジの上でホシゴイが休んでいた。そこにアオサギが飛んできてモミジの場所を寄こせと言う。大きさでかなわないホシゴイは泣く泣くその場所をアオサギに明け渡し、自分は下の方のモミジの中に移動した。その様子を見ていた別のホシゴイが飛んできて加勢しようとしたけど、さすがにアオサギの迫力に負けてしまい、我関せずになってしまった。以上、ホシゴイとアオサギの紅葉の乱でした(想像)。
こんな話がある。野鳥観察の場所が限られている自然公園が近所にある。初めて行った人が野鳥観察ののぞき窓のそばに陣取ると、そばにいたおじいさんがとことことやって来て「そこは〇〇さんの場所だからどいてくれ」と言ったそうだ。人によって定位置が決まっているそうだ。それにしても人間なんだからたまに譲ることも大切だろう。もっとも野鳥の見すぎで、そこの人たちは野鳥化してしまったのかもしれない。
②そこにアオサギが飛んできた。
④大きさでかなわないホシゴイは泣く泣くその場所をアオサギに明け渡し、自分は下の方のモミジの中に移動した。
⑤その様子を見ていた別のホシゴイが飛んできて加勢しようとしたけど、さすがにアオサギの迫力に負けてしまい、我関せずになってしまった。
彼岸花とカワセミ・・・花とカワセミの組み合わせをなぜ撮るの?
雨曇りの日曜は野鳥の姿も霞んで見える
快晴の土曜日に秋を点描する
今日は快晴の土曜日。久しぶりにカワセミの池に行くと、小ぶりのアオサギが橋の欄干にとまって魚を狙っていた。小さいとはいえ、さすがにカワセミのように飛び込むわけにはいかない。結局、もとの黄菖蒲の生え際で餌を探し始めた。
カワセミはというと、魚を狙うでもなし止まり木で佇んでいる。このカワセミのメスは生まれてから2年3ヵ月くらい経つ。ネットで調べると、カワセミの寿命は7年と書いてあるけど、この池では6年間に3種の個体が入れ替わっているので、ここでは2~3年くらいだと思う。そう考えると、休みがちになるのも分かる。まあ、いつまでも元気にいて欲しい。
裏山に行くと、たくさんの赤とんぼが秋の夕陽を受けて飛んでいた。そして、東京湾を見渡せる小山に登ると、東京湾に浮かぶ船の上を羽田空港に着陸する飛行機が飛び、その上を離陸した飛行機が飛んでいた。快晴の秋の日はクリアで気持ちがいい。
橋の欄干にとまる小ぶりのアオサギ。
池に生えている黄菖蒲で餌を探す。
止まり木で休むカワセミのメス。だんだんと休む時間が長くなった。