蝋梅(ロウバイ)の甘い香りに誘われて
雲が陽を遮ることも多いが、朝からまあまあ良い天気の土曜日だった。近所の池に行くと甘い香りが漂っている。黄色い花の蝋梅(ロウバイ)だ。蝋梅を見ているおばあさんに「老がいだよ」と叫んでいるおじいさんがいた。仲がいいのか悪いのか。
そんな甘い香りとは関係なく、池にいるカワセミのオスとメスのカップル化はもう少し先のようだ。これまでオスとメスが一緒に年を越すことはなかったのであるが、今年はとても珍しい。今日は新参者が入ってきて、オスもメスも追い出すのに忙しかった。その合間をぬっての魚獲りだったが、魚はちゃんと獲っていた。もっとも、こちらの方は甘い香りに酔いしれてなかなかピントが合わなかったけど・・・。
魚獲りというよりも魚釣り!のようだ。
逃げている新参者のカワセミ。
今日は魚が獲れる確率が高い。
梅の季節にウメジロー!とウメモズ子?
例年より少し早めだけど、梅がちらほらと咲き始めた。まだ一分咲きくらいだ。それでもメジロは梅の蜜を求めてやってくる。これから本番だけど、まずは最初ということで、蕾だらけのウメジローだ。このところ大雪の地方は大変だけど、横浜では青空が広がっていて、青空にウメジローはよく似合う。
梅のある広場にはメスのモズがいる。枝から枝へ飛び回って地面に降りては餌をついばんでいる。そのモズがたまたま梅の木にとまった。きっと梅の花には興味がないと思うけど、梅と一緒になるとウメモズ子といったところか。
梅の花の匂いはかいでいるようにも見えるウメモズ子
蕾だらけでこれからが本番。週末の楽しみにとっておこう。
早くたくさん咲いてくれないかな、と願っているようにも見えるウメジロー
クロジの登場で縁起のいい年になりそうだ!
裏山の朝はタヌキが三匹とモズが一羽
上手に演出された数分間の魚獲りショーのようだ
人気のない穏やかな池。カワセミが見えないし鳴き声もしないので、もうあきらめて帰ろうかと思ったら(いつもそうなのだけど)案の定、カワセミのオスが藪から出てきた。柳の木にとまったかと思ったら、すぐに飛び込んだ。魚獲り成功だ!